佐々木麟太郎ドラフト指名の可能性と狙い先はどこ？“スタンフォード流”大砲がプロ球団に響く理由

岩手・花巻東高出身で高校通算140本塁打を誇る佐々木麟太郎（20＝米・スタンフォード大学在学中）は、昨秋プロ志望届を提出せず米大学へ進学。ところが、今秋の日本野球機構（NPB）ドラフト会議で指名対象になることが確認された。球団側は米大学在学という条件でも今年の指名に問題ないとの通知を受けており、来春の米国プロ（MLB）ドラフトも視野に「両方指名される可能性がある」と本人も語っている。まずは大学で結果を出すことが課題だ。

豆知識

• （1）高校通算140本塁打：花巻東高在籍時に、全国的な注目を浴びた自らの数字。高校生でこの本数を記録した例は極めて稀。
• （2）米大学進学の“メリット”：国内のプロ指名を待たずに、米大学や大学所属リーグで経験を積み、最終的にMLBを目指す道を選ぶ選手が近年増加中。彼の選択もその流れの一つ。
• （3）NPB指名対象にもなった背景：通常、海外大学在学選手の指名・交渉ルールが曖昧だったが、NPBがMLB側に確認し「今年の指名に問題ない」と12球団に通知。これにより米在学中でも今秋のNPBドラフト指名が可能になった。

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関係者筋によれば、複数の球団が“米大学生の獲得枠”を使って佐々木麟太郎を1位候補として本当に争奪戦を検討していたという噂がある。

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