NHK未解決事件：名古屋で26年前に主婦殺害、69歳の女を逮捕　安福久美子容疑者

1999年11月、愛知県名古屋市西区で当時32歳の主婦・高羽奈美子さんが首を複数回刺され殺害された事件で、26年後の2025年10月、69歳の女・安福久美子容疑者が殺人容疑で逮捕されました。事件発覚以降、現場アパートは夫が借り続けて“保存”状態にあり、11月1日午後、警察が当時の状況を確認するため現場検証を実施しました。安福容疑者は事件当時、高校時代に被害者夫と共に軟式テニス部所属だった旧知の間柄で、昨年再会し連絡先も無く、動機などは不明。捜査では当初DNA型提出を拒んでいましたが、10月に任意提出に応じ、現場血痕と一致したとのことです。警察は今後、動機や経過を詳細に追及する方針です。

豆知識

• （1）事件現場を家族が“借り続け保存”していた：このように事件発生後も現場そのものを住居として保っているケースは稀で、物的証拠の保存や心理的背景の解明という意味でも注目されます。
• （2）「NHK 未解決事件」放送直前に逮捕されるケース：捜査側がテレビ番組放送を契機に世論・目撃証言を整理し、新たな証拠提出につなげる例があります。
• （3）旧テニス部など「部活つながり」の再会が契機となった事件：高校・大学の部活仲間という“顔見知り”関係から、動機の伏線や出会い直後の接点が捜査で鍵となることがあります。

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捜査関係者によれば、被害者宅近くにあった「同級生の車」が事件直前に数回目撃されており、当時は証拠不十分で立件できなかった可能性があるという未確認情報があります。

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